今では生活に不可欠な存在となった「宅配ロッカー」。
						日々の暮らしになくてはならない存在であるからこそ、
						ただ宅配ロッカーを設置するだけではなく、暮らしの中での使われ方に着目し、
						荷物の受け取りにまつわるちょっとした不便さや煩わしさを
						解消することが求められている、とわたしたちは考えます。
						今回の「マムラボ」では、「宅配ロッカー」をテーマに、
						「もうちょっとこうであったら」をカタチにし、
						快適で便利にご使用いただくための工夫やしつらえを提案します。 
					マムボイスの結果から、
					荷物をスムーズに取り出し、スムーズに持ち帰るためには、
					「塞がっている手」を一時的に解放できて、
					「梱包材の処理」「ゴミの処理」を行いやすく、
					「台車やカゴ」などで自宅に持ち帰る手段を多様化する工夫、
					などが必要であることが分かりました。 
					そこで、わたしたち名鉄都市開発では、
					「宅配ロッカー」の使い勝手の向上と、荷物を取り出し持ち帰る際の動線の改善を、
					建築の視点から考え、これまでになかったプラン(設計)を考案します。 
					こんなスペースがあったら、宅配ロッカーからの荷物の取り出し、梱包解き、出てくるゴミと段ボールの処理、そして自宅への持ち帰りに、とても便利ではないでしょうか。宅配ロッカーは、荷物の発送やクリーニングの依頼などにも使用しますから、こうした作業につきものの細かい備品や道具も備え付けであったら助かります。
					生活の中で受け取る荷物だからこそ、普段の過ごし方に寄り添った、”ちょっとした便利”が必要なのではないかと私たちは考えました。
					わたしたち名鉄都市開発が考える「宅配ロッカー周囲の設計(プラン)」は、「荷物を代わりに受け取ってもらえる」という機能を持つ「宅配ロッカー」をただ設置するだけではなく、そこで行われるであろうさまざまな動きやそこから生まれるニーズに配慮したものでありたいと考えています。
				
				
				
					暮らしに不可欠になった「宅配ロッカー」に、使う方々の動きやそこから出るニーズに適う設計(プラン)を付け加えることで、さらに便利で快適な「荷物の受け取り」「荷物の発送」ができるのではないでしょうか。
					私たちは、今回ご提案した「宅配ロッカー周りの設計(プラン)」を、具体的なカタチとして、わたしたちが開発する物件で実現します。(続く) 
				
					マムラボでご紹介した名鉄都市開発の「宅配ロッカー周りの設計(プラン)」。 
					その後、実際に導入されたマンションで具体的な使い方や生活シーンを動画でご紹介しま す。 
SCENE
					利用される方が増えてきたネットスーパーでのお買い物。
					水や食品など重いものもゆとりのある作業スペースでラクラク荷ほどきできます。 
SCENE
					購入頻度の高い日用雑貨や本などのちょっとした小物。
					かさばる梱包資材は自宅に持ち帰らず、その場で処理できます。 
SCENE
					大きなゴルフバッグの荷ほどきは大変。 
					ゆとりのある作業スペースで片付けて持ち帰ることができます。 
					いかがでしたでしょうか。荷物の出し入れに伴う細かい作業や動線、使う道具や出るゴミ・ 不要品についても細かく考えてプランニングしました。 
					動画でご紹介したこと以外にも、荷ほどき中にベビーカーなどを停めておけたり、腰掛けス
					ペースで小さなお子さんを座って待たせておけたり、段ボールの再利用など、さまざまな方が便利で快適な「荷物の受け取り」「荷物の発送」ができそうです。