みんなでそなえる。みんなでささえる。
名鉄都市開発の防災サポート「3ピース・システム」は、万一の災害に備えて、
「各住戸の備え」・「共用部の備え」・「管理面の支え」という三位一体の安心を
お届けする防災への取組みです。
防災へのさまざまなニーズが高まるなか、より確かな安心・安全な暮らしを実現するために、
私たちは「3ピース・システム」のこれからのカタチを考えていきます。
東日本大震災発生以降、防災に対する意識の高まりや防災への備えに求める新しいニーズが生まれ、それらに対するさまざまな取組みがされています。
私たち名鉄都市開発では、これまでマンション防災に関するご意見やご要望に耳を傾け、「3ピース・システム」をより高めていく研究や検討を行なってきました。
時代や暮らしの変化を読み解きながら、今ある「3ピース・システム」をいかにイノベーションしていくか。この進化への取組みを繰り返し進めていくことの大切さを基本として、よりいっそうの安心・安全をサポートする「3ピース・システム」をご提案しつづけていきます。
「共助」は、集まって暮らすマンションだからこそ可能な防災のカタチ。「助け合いが必要になったとき、協力できること」は住まう方によって異なりますが、「協力できること」が増えれば、もっとみんなでささえあうことのできるマンションになるはずです。そのために、「協力できること」を増やすには身近で取り組みやすく、住まう方への浸透や継続が難しくないことが重要です。そこで、私たちは「誰もが無理なく取り組める」という視点に立った防災の仕組みや備えが必要であると考えます。
例えば、誰もがスピーディで適切な応急処置をできるよう共用部に備える医療品や救急箱を考えたり、もっと簡単にわかりやすく「安否確認活動」ができるアイデアを検討したり、誰もが無理なく取り組める「共助」をコンセプトに、私たちは「3ピース・システム」の進化のカタチやアイデアを検討しています。
マンションに住まう方々が「共助」に求める「もの」や「こと」を、「誰もが無理なく取り組める」という視点を大切にして見つめ直すこと。それはすなわち、住まう方をまんなかにしてこれからの防災サポートを考えることです。「誰もが無理なく取り組める」仕組みや備品の存在が、日頃から防災に対する意識を育み、万一の際の「共助」への協力を積極的に促していくのではないでしょうか。マンション全体の防災力を高める基盤づくりは良好なコミュニティ形成につながり、良好なコミュニティがさらに防災力を高めていくというサイクルを生みだしていくのです。
みんなの声をベースに生まれた「そなえプログラム」は、「誰もが無理なく取り組める」ことを大切に考えた新しい防災の仕組みと備え。集まって暮らすメリットを防災に活かす「共助」を良好に育んでいくための名鉄都市開発の防災サポート「3ピース・システム」の進化したカタチです。
災害が起こったときに、マンションで何をすればよいのかをみなさまで決めたり、
確認するための活動指針案をつくりました。
活動指針と連動した訓練を行う、実際に備品を使うなど、
日頃から「そなえ」ることにより共助が育まれ、
促されるような活動をご用意しました。
※備蓄品の利用訓練やセミナーは、マンションにより内容が異なります。
また、有償になる場合がございます。
マムボイスをもとに、防災備品について改善すべきことを研究し、
「3ピース・システム」に新たな防災備品を採用することになりました。
誰もが無理なく取り組める「そなえプログラム」に加え、
みなさまの「声」から新しい防災備品が生まれたことによって、
「3ピース・システム」が具体的に進化を始めました。
お引き渡し時に、自ら開封してホームストッカーに備品を配置していただきます。
住みはじめる方ひとりひとりに、備えの第一歩をふみだしていただける機会をつくります。
救急車を呼ぶ前に、マンション内で手当てができるように、
各戸で用意しづらいものを中心にご用意しました。
防災の仕組みや備えを、住まう方の立場に立って考え、改善し、進化させていくこと。名鉄都市開発ではこれからも、みなさまの「声」を大切に、住まいや暮らし、時代の変化に適応しながら、「3ピース・システム」をより確かな防災サポートに高めてまいります。