マンションにある「共用部」は、マンションに住むすべての方が使うスペースです。
家族ごとにその家族らしい暮らしに合わせてカスタマイズされる専有部とは違い、
多様な方が使用する共用部にはどのような配慮や対策が必要なのでしょうか。
私たち名鉄都市開発は、共用部のプランニングにあたり、
「さまざまな年齢」「身体的な違い」「現在置かれている状況」を考慮しながら
「共用部を利用する目的に合った」しつらえをご用意することが大切なことだと考えています。
さまざまな方が使う「共用部」が、
一人ひとりの快適さに対応するためには何が必要なのか。
まずは「一人ひとり」に共用部の利用状況や要望などの「声」を聞き、
快適に使うことができるポイントを探ってみることから始めました。
「さまざまな年齢」「身体的な違い」「現在置かれている状況」から、
7タイプを想定し、いくつかの共用部についてそれぞれアンケート調査を実施しました。
具体的な共用部のスペースについて、さまざまなタイプの方の声を聞いて、実際の生活で困っていることや不安に思っていること、こうだったら良いのにと願っていることが、リアルに感じ取れました。それぞれのタイプは、今はお互いに全く違う状況かもしれませんが、ゆくゆくは自分もその状況になる可能性があります。妊娠中の方はいずれ乳幼児、そして小中学生の保護者に、さらにゆくゆくはシニアとなり、また誰かを介護する可能性だってあります。長く住む分譲マンションならではのロングライフ思考が、共用部のプランニングにも必要だと、名鉄都市開発は考えています。
忘れ物をした時などに子供だけで待たせることがあるので、子供が座りやすい椅子やソファーがあるといいですよね。心配なので防犯カメラもあると◎。
座って休憩できるようにソファーがあったらうれしいです。あと、エントランスはハンズフリーキーが◎。
特に困ったことはないですが、ソファーや待ち合わせスペースがあると良いなと思います。
ドアにぶつかりそうになったり、床が滑ったり、段差につまずいたり、危ないと思ったことは結構あります。常に転倒しないように気を配っている状態。エレベーターのドアに挟まれることもありますね。
ペットも、ドアやガラス戸にぶつかりそうになったり、床で足が滑ることはよくあります。散歩の帰りに、糞が捨てられるゴミ箱や、リードをかけておくフックがあると便利ですね。