目に見えない空気を意識することは少ないかもしれません。
人が一生のうちで体内に取り入れる物質の50%以上が室内空気と言われています。
健康で心地良く暮らすためには、室内の空気について考えること。
今回の「おうち会議Vol.05」では、マンションで暮らしている方が
「空気」に対してどんな意識を持っているかを聞いてみました。
浴室換気乾燥機を利用して、洗面室やトイレの天井にある排気口から住戸内の湿気や汚れた空気を排出し、各居室に設けた開口スリーブから外気を取り込み室内を常に新鮮な空気でクリーンに保ちます。開口スリーブを閉められるご家庭もあるかもしれませんが、閉めてしまうと化学物質や湿気が追い出されず、シックハウス症候群や結露、カビの発生などの原因となります。
参加いただいたみなさまは、日常的に空気清浄機を使っていたり、窓を開けて空気の入れ換えをしたりと、室内の空気に対して意識をしていることが分かりました。一方で、24時間換気機能については「どういうものかよく知らない」「とりあえずつけたままにしている」といった声や、開口スリーブについては「開閉したことがない」「フィルターを掃除していない」という声も。換気のための設備については、あまりご存じではないという現状が見えてきました。
お部屋の中については、タバコの臭いやホコリアレルギーなどを気にしている人が多く、滞在する時間が長いので、敏感になる部分も多いようです。共用部に関しては、内廊下やエレベーターにこもった臭い、ゴミ置き場の臭いが気になるという声がありました。